・ 過去のFFシリーズの勝手なレビュー その4
ウワサでは、偶数作と奇数作でスタッフが分かれているそうな。
お気に入り度&コメントはゲームをプレイした当時の私の主観です。
星3つが普通。 ※ ネタバレしてます。注意してください。
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ファイナルファンタジー]
<PS2>
2001年7月19日発売
お気に入り度 ★ |
感動か失望か。評価がまっぷたつ。
パーティにいれられるキャラ。
ティーダ・・・主人公。夢の世界から来た明朗快活な青年。元気で勝ち気、調子に乗りやすいが涙もろい。
水中格闘技、ブリッツボールのチーム「ザナルカンド・エイブス」の若きエース。
10年前に行方不明になった父ジェクトにコンプレックスを持っている。
ユウナ・・・ヒロイン。偉大な召喚士だった父、ブラスカと同じく“シン”を倒す覚悟を決めて旅立つ。
悲壮感を表に出すことなく、明るく振る舞う気丈さを持っている。根が素直なため嘘が下手。
ワッカ・・・ビサイド村のブリッツボールチーム「ビサイド・オーラカ」の選手兼コーチ。ユウナの兄的存在。
表裏の無い開けっぴろげな性格だが、物事をなかなか割りきれない優柔不断な所もある。
ルールー・・・黒魔道士。ユウナを優しく見守る姉的存在。自他に厳しく接し、あまり感情を表に出さない。
ワッカと幼なじみ。婚約者のチャップ(ワッカの弟)をシンとの戦いで失う。
アーロン・・・沈着冷静、厳格な隻眼の剣士。かつてユウナの父、ブラスカとともにシンを倒した伝説のガード。
多くを語らぬままティーダとユウナを導く。
キマリ・・・ロンゾ族の青年。ブラスカの死後、孤児となったユウナを10年間に渡って守ってきた。
寡黙でほとんど口を聞かないが「ユウナを守る」という強い意志を心に秘めている。
リュック・・・アルベド族の少女。明るく元気で自分に素直。父親はアルベド族の族長シド。ユウナとはイトコ。
召喚士である彼女の身を案じ、守りたいと思っている。雷が大の苦手。
死の螺旋に囚われた悲しみの世界、スピラ。世界は1000年前に現れた魔物“シン”の脅威におびえていた。
シンを倒せるのは召喚士の究極召喚だけ。召喚士はガードと呼ばれる護衛の者たちを連れて旅をする。
各地の寺院で祈り子(召喚獣)の力を得て、北の果て、ザナルカンドにあるという究極召喚を手にいれるため。
シンと接触して異世界に連れてこられたティーダはユウナと出会い、ガードとして共にシンを倒す旅に出る。
ストーリーは悪くないと思います。世界観に何の疑問も感じなければ、感動で涙、涙でしょう。
けれども私は「死の螺旋」といいつつ、死人が普通に存在している世界はおかしいと思いました。
そんなんだったら世の中、死人だらけになることウケアイです。そして夢オチにがっかり。
落胆してしまって、未だにエボン・ジュがなぜザナルカンドを召喚していたのか理解できていません。
なんて後ろ向きな人たち、と決めつけてしまって、熱が一気に冷めていってしまいました。
ボイスがついたのは賛否両論のようですが、私はよかったと思います。いろいろしゃべって楽しかったです。
成長はレベルではなく、スフィア盤を使います。戦闘終了時に経験値ではなくAP(アビリティポイント)が入り
それを元にして、すごろくのように移動していきますが、素直にやれば大抵の人は同じ進み方です。
戦闘ではATBが廃止になり、CTB(カウントタイムバトル)制になりました。画面右上のCTBウインドで
16ターン先までの行動順が表示され、行動を決定したら即発動するので、戦略を立てやすいです。
トリガーコマンドという特別な状況のみ選べるコマンドもあり、召喚獣がバトルに常駐します。
リミットやトランスに当たるのがオーバードライブで、そのゲージを溜める方法も選べてなかなか凝ってます。
戦闘時のメンバー入れ替えができ、キャラによって得意な敵のタイプがあるので、戦闘でも個性を感じました。
アイテムを使い、武器、防具にアビリティを付加できますが、それが自由につけ外しできればよかったです。
残念だったのは、移動の自由度の低さ。飛空艇で世界をぐるぐるまわるのが好きだったのに。
今回はマップで地点を選ぶので、地上も空も思うように移動できません。エンカウント率は高く、そのうち
戦闘時の入れ替えも面倒になり、終盤はED見たさだけにプレイしていました。それなのにジェクト戦では
フリーズし、エボン・ジュとの戦闘では、召喚ムービーを見せたいだけ? としか思えず、おまけにあのED。
ティーダが水面へ顔を出す直前で終わったラストの数秒後・・・ 「なんだこれー!?」 と叫んでしまいました。
別の意味で泣きたくなりましたね。でも「感動した」方が多かったようで、人それぞれなんだなと思いました。
なかには想像すればいい、という意見もありましたが、それはあれがスピラの海だってはっきりしているなら
いざ知らず、答えはうやむや。 「どっちの海!?」 想像以前にそれが気になって後味悪すぎです。
訓練場やアイテム集めなど、やりこみ要素はハンパではありません。それだけで別にゲームができそうです。
が、逆にいえば、あんなにたくさんのミニゲームいりません。そのぶんストーリーに力を注いでほしかった。
音楽はやっぱり素晴らしいです。特に
「ザナルカンドにて」は名曲で、毎回ピアノで一番最初に弾いてます。
]は感動を呼ぼうとして狙いすぎている気がしました。ハッピーエンドじゃないから不満爆発したのかも
しれませんが、グラフィックやシステム、音楽がいくらよくてもストーリーに共感できないと感動はありません。
たとえやりこみ要素がなくても、話や世界観がよいものは心に残ります。
今日日、グラフィックが良いソフトは多く、もはやFFだけが特別ではありません。
昔はクリアすると達成感があったのに、最近のFFにそういうものをぜんぜん感じなくなったのは、
ゲームに問題があるのか、それとも、私が年をとって変わっていってしまったんでしょうか。
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ファイナルファンタジー]T
<PS2> <Windows>
2002年5月16日発売
お気に入り度 ★ |
シリーズ初のオンラインRPG
舞台である、ヴァナ・ディールと呼ばれる世界には5つの種族がいます。
ヒューム・・・バストゥークを始め、世界各地に住む、最も人口の多い種族。基本能力において
他種族のような特徴はないが、バランスはとれている。知恵深く、技術に長けている
エルヴァーン・・・サンドリアの誇り高き戦士の民。長身ですらりとした体躯を持ち、とがった耳が特徴。
剣技に長け、何者にも打ち破れぬ信念と誇りに裏打ちされた、精悍な顔つきをしている。
タルタル・・・ウィンダスの主要構成種族。見た目は小柄で子供のように見えるが、年齢とは関係無い。
魔法に秀でている。同じくウィンダスに住むミスラとは友好関係にある。
ガルカ・・・強靱な肉体を持ち、転生という独自の方法で子孫を残すため、女性はいない。都を失い、
世界各地に散らばるが、その一部が資質を生かし、鉱山開発でバストゥークに定住した。
ミスラ・・・タルタルと共にウィンダスに住まう、女ハンター。ネコを思わせる容姿をしている。
敏感な聴力を象徴するような耳と長い尻尾が特徴。好奇心旺盛。
時間がなくて、すぐにやめてしまったので現在の状況はわかりません。
2004年1月17日時点で、日本、北米あわせてプレイキャラクターが100万人を越えました。
序盤のころはずっとレベル上げのバトルばかりしていて、少々飽き気味でした。
どうも私は、平凡な一住民として終わりのない物語を生きるより、終わりがあっても、
主人公となって、ドラマチックな世界を体験できるほうが楽しめるようです。
もしまたやるとしたら、接続が面倒なPS2ではなくてPCでやりたいと思います。
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ファイナルファンタジー]−2
<PS2>
2003年3月13日発売
お気に入り度 プレイしていないのでなんとも。 |
EDムービーだけ見たい!
]の2年後・・・ビサイド島で穏やかに暮らすユウナのもとを訪れたリュックが持ってきた映像スフィアには
ティーダによく似た青年が映っていた。真実を確かめるため、ユウナは再び旅に出る。
FFシリーズ初、女性3人の固定パーティで、男のキャラがいません。
戦闘はATBに戻りました。あらかじめ装備したリザルトプレートにはめこまれたドレスフィアを選択し、
戦闘中にドレスアップ(ジョブチェンジ)できるので、状況に応じて闘うことができます。
最初、画像を見た時はギャルゲーかと思いました。変身少女モノのゲームかと。。。
カモメ団のノリもひきそうだし、飛空艇で世界を自由に巡れないので買うのはやめました。
ミッションセレクト方式で自由度は高いそうです。
他の人のレビューを読むと、ミニゲームが多いし、飽きやすいという意見が多かったので、これからも
買うことはないと思うのですが、結局、ティーダ似の人はシューインという千年前の人なんですね。
シンラというアルベド族の少年が後に神羅カンパニーを興すということで、Zにつながっているようです。
後日ノーマルED と、ハッピーEDである ビサイドED、ザナルカンドED のムービーが見れました。
やはりハッピーエンドを見ると、完結した気分がしてほっとします。Xでここまで見れればよかったです。
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