話のもとになった、ザバダックの「二月の丘」の歌詞です。
二月の丘 | ||
あれは遠い昔話 それとも昨日見た夢 若者は神秘の森に迷い込む私見た 心震わすその香り 娘たちを惑わせて いつしか誰も胸を焦がす 淡い午後の出来事 あなたへ募る 愛しさ抱きしめ Tir na nog 永遠の想いは 心彷徨わせるだけで 時の止まるそこは きっと夢の戻り道 二月の丘 風にさらわれた帽子を追いかけて森へ駆ける そのとき不意に蘇る かすかに甘い記憶 言葉も無く手を伸ばして 柔らかな髪に触れた 黒い水晶の瞳に私だけを映して 愛しいあなた 去り行くはずが無い Tir na nog 永遠の流れに触れた心帰らぬまま 光踊るそこは きっと夢の通り道 二月の丘 Tir na nog 山査子の葉陰に今も響くその足音 森に囚われて流した涙 朝露に溶けて Tir na nog 永遠の想いは 心彷徨わせるだけで 時の止まるそこは きっと夢の戻り道 二月の丘 |
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※ Tir na nog (ティル ナ ノグ)はケルト神話で「常若の国」をさします。 | |
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