LAST ORDER  FINAL FANTASY Z

序 章

※ 日本語も英語もよく分からなかった箇所は適当に書いています。
セリフの日本語版を見たい方は、画面を反転させてください。

薄暗い森のようなところをザックスがクラウドに肩を貸して歩いている。
魔晄中毒らしきクラウドはうつろな表情。
枝に黒い大きな鳥がとまる。

“Whoops”  倒れそうになるクラウドをザックスが支える。
「おっと」

“My bad.
 I want to let you rest, but it seems like we don't have the time for that”
「悪いな。
 休ませてやりたいところだが、そうもいってらんねえ」


背後に神羅兵たちが現れ、上空と背後からいっせいに襲い掛かる。
クラウドを支え歩くザックスは、前を向いたまま剣の柄に手をかける。
ミッドガルの神羅ビル。 タークス指令室に声が響く。

“The forces have made contact with the targets”
「軍がターゲットを接触した」

“That's right”
「そうだ」

“Rude and the others, head straight for the scene as planned.
 The rest of you, head back to headquarters for now”
「ルードたちはそのまま現場に急行してくれ。
 他のものはいったん本部に帰党だ」


電話で指示を出すツォン。

“About the targets' current location...”
「ターゲットの現在位置だが・・・」
クラウドを片手でかかえたまま、ザックスは剣を一振りする。
巨大な剣を軽々と振り回し、次々と敵を倒していくザックス。
その様子を枝にとまった黒い鳥が見ている。
クラウドはそばに倒れたまま、まったく動かない。
やがて兵士たちを倒したザックスが戻ってくる。

“Like an average soldier can take me on.
 Right?”
「一般兵に俺がやれるかって。
 なあ?」


クラウドの腕を自分の肩にまわして立ちあがるザックス。
返事もなくうつむくクラウドを気遣うようにじっと見る。

“There they are!”
「こっちだ、いたぞ!」

背後で叫ぶ声にちらっと振り向く。

“What a bunch of persistent guys”
「しつこいやつらだ」

背後から銃を乱射する神羅兵たち。
ザックス、クラウドに肩を貸し、駆け出しながら

“Like it'll hit me”
「当たるかよ」

崖から迷うことなく飛び降りる。
タークスの指令室。
白い紙にツォンのサインがあり、その横に赤黒い液体が落ちる。
液体の上に判らしきものを押すツォンの声が響く。

“72 hours ago...
 We, the investigation Sector of the General Affairs Department, alias Turks were ordered
 to pursue the samples that have escaped out of Shin-Ra's facility”
「72時間前・・・
 我々、総務部調査課、通称タークスに神羅の施設から逃走したサンプルの追跡の命が下った」


画面には逃亡者を探すタークスの面々が映し出されていく。

“The samples that escaped were two fully grown males.
 One of them is an expert in combat, who was once ranked as a SOLDIER 1st Class”
「逃走したサンプルは2名の成人男子。
 ひとりはかつてソルジャー クラス1st(ファースト) に属していた戦闘のエキスパート」


書類を書いていたツォンはペンを置き、窓際でコーヒー(?)を飲む。

“I have been involved with these two guys who are my current targets,
 from the incident that occurred five years ago”
「5年前に起きた事件で、私は今回のターゲットである二人の男に関わった」

カップを置き、机の上のファイルをめくる。

“If that incident from five years ago never existed,
 it is more likely that their fate wouldn't have been changed”
「5年前のあの事件さえなければ、
 彼らの運命が狂うこともなかっただろう」


とあるページを開く。

“Only if that man never existed...”
「あの男さえいなければ・・・」

セフィロスのレポートが記されているページを見つめる。

“The ultimate soldier that was once known as a hero...”
「かつて英雄とまでいわれた最強のソルジャー・・・」

セフィロスの写真がアップになる。

“Sephiroth...”
「セフィロス・・・」

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